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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:ワラビーズ、ブリスベンでスプリングボクス下す(2018 ラグビーチャンピオンシップ)

ワラビーズ、ブリスベンでスプリングボクス下す(2018 ラグビーチャンピオンシップ)

” 5万2500人を収容できるブリスベンのサンコープスタジアムは空席が目立ち、

観客は2万7849人と寂しい雰囲気のなかでおこなわれたラグビーチャンピオンシップのオーストラリア代表×南アフリカ代表戦(9月8日)だが、

ノーサイドの笛が鳴るまで、互いに威信やプライドをかけた熱闘となり、ホームチームのオーストラリア代表が23-18で競り勝った。

今大会これで、ともに1勝2敗。6月のテストシリーズでアイルランド代表に負け越し、8月はホーム&アウェイでニュージーランド代表に完敗していたオーストラリア代表だが、テストマッチの連敗を4で止めた。

オーストラリアは立ち上がりがよく、FLルカン・トゥイのゲインで敵陣22メートルライン内に入りテンポよく攻めたて、2分、主将のFLマイケル・フーパーがインゴールに突っ込み先制した。

対する南アは、PGで得点したあとの14分、ラインアウトからモールで押し込み逆転する。

28分にもゴールに迫ってFWが連続でタテを突き、SHファフ・デクラークからロングパスをもらったWTBマカゾレ・マピンピが右隅にフィニッシュ。

前節ではアルゼンチンに敗れ自国のファンから厳しい目を向けられており、南アも決意を持ってこの試合に臨んでいた。

しかし32分すぎ、南アが自陣深くのラインアウトでロングスローを選択したが乱れ、ボールを拾い上げたオーストラリアのCTBマット・トゥームアがゴールラインを割り、流れを変えた。

その後、ショットでスコアボードは動き、17-18とオーストラリアが1点ビハインドで前半を終えた。

後半の序盤、オーストラリアはしつこく攻めながら南アの堅い守りを崩せなかったが、PGで逆転する。

その後もラインアウトの失敗でチャンスを逃したゴールドジャージーの男たちだったが、68分、スクラムで相手の反則を引き出し、PGで貴重な追加点を挙げ、23-18とした。

南アは76分から約6分間、敵陣深くで猛攻を繰り返す。しかし、オーストラリアが耐えてリードを守り切り、代表チーム“ワラビーズ”を信じて熱い声援を送ったファンが歓喜した。”(出典:RUGBY REPUBLIC

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:WWFが発したコアラ絶滅の警告

WWFが発したコアラ絶滅の警告

”  世界自然保護基金WWF)オーストラリア支部などは7日、調査報告書を公表し、豪東部ニューサウスウェールズ州でコアラの生息する森林の伐採が加速し、

現在のペースで伐採が進めば同州では2050年にも自然界からコアラがいなくなる恐れがあると警告した。

調査では、コアラが多く生息する州北部を撮影した衛星写真を分析。森林伐採がこの1年で約3倍に加速したことが判明した。

コアラが生息する森林は計5246ヘクタールが消滅し、1日当たりでは東京ドーム約3個分に相当する14ヘクタールに達する。

WWFは17年8月に同州で、原生植物に関する法律が撤廃されたことが主因と分析。

州内のコアラは推計2万匹以下で、「自然界にコアラを生かせておきたいなら、過剰な伐採をやめる必要がある」と訴えた。”(出典:JIJI.COM

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:アナサン・ファムさん、eスポーツ大会優勝で有名アスリートを凌ぐ高額所得者に

アナサン・ファムさん、eスポーツ大会優勝で有名アスリートを凌ぐ高額所得者に

” メルボルンのティーンエイジャーが、1回のエレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)トーナメントで賞金300万ドル以上を獲得。

国内の高額所得スポーツ選手の1人となった。eスポーツは、複数プレーヤーが対戦するコンピュータゲームを競技と見なす。

アナサン・ファムさん(18)は、カナダで開催された公式世界ゲーム大会The International Dota2 Championshipsに出場。

ファムさんが所属する男性5人チーム「OG」は賞金1,530万ドルを獲得した。

今回の賞金取り分のみで、ファムさんは国内の高額所得スポーツ選手上位19位に入った。

サッカーのアーロン・ムーイ選手やティム・ケーヒル選手、ラグビーのイスラエル・フォーラウ選手を超える。

ファムさんは16歳当時の2016年、eスポーツを追求するために中国に渡った。

Dota2は5対5で仮想戦場で戦うゲーム。国内のeスポーツコメンテーター、デイビッド・パーカー氏によると、今大会の勝利は米国のプロフットボール「スーパーボウル」に匹敵する。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:18年4〜6月期のGDP前期比 0.9%増

18年4〜6月期のGDP前期比 0.9%増

” オーストラリア統計局が5日発表した4~6月期の実質国内総生産( GDP、季節調整値)は前期比0.9%増だった。

1~3月期の1.1%成長から減速したが、市場予想の0.7%増を上回った。前年同期比の伸び率は3.4%だった。

GDPの6割近くを占める家計消費や輸出が堅調に拡大し成長に寄与した。

豪州は景気後退の一般的な定義である「2四半期連続のマイナス成長」を経験していない期間が4~6月期で108四半期連続となり、景気拡大の世界最長記録を更新した。

項目別では家計消費が前期比0.7%増となり、成長率を0.4%押し上げた。食品や保険・金融サービス向けの支出が増加した。

輸出は石炭などの資源や農産物が増え前期比1.1%増だった。

5日記者会見したフライデンバーグ財務相は「家計消費(の伸び)は力強い雇用増加の恩恵を受けている」と話した。

ただ、英調査会社キャピタル・エコノミクスのポール・デールズ氏は「収入の伸び悩みや住宅価格下落に直面し、家計消費がどこかでつまずくという懸念がある」と指摘した。

また、米中貿易戦争が長引き、豪州の最大貿易相手国、中国の景気が下振れすれば、豪州経済にも影響が及ぶ可能性がある。

これまでも鉄鉱石を中心に資源価格は中国経済の影響を大きく受けてきた。

豪州産の鉄鉱石価格は足元で1トン65ドル前後で推移するが、資源ブーム終息後の2015年末には40ドルを割り込んでいる。

豪準備銀行(中央銀行)は4日、政策金利を過去最低水準の1.5%に据え置くと発表した。

デールズ氏は「好調な経済指標によって中銀が利上げを急ぐことはないだろうが、市場は20年まで利上げがないとの見方を再考するかもしれない」とした。”(出典:日本経済新聞

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:アルコール消費量、1960年代初期以来の最低水準

アルコール消費量、1960年代初期以来の最低水準

” 新しいデータで、オーストラリアの年間アルコール消費量が1960年代初期以来の最低水準にまで下がっている。ABC放送(電子版)が伝えた。

豪統計局(ABS)の発表した最新の統計によると、2017年度の国内酒類総消費量を15歳以上の人口と純アルコールで換算した場合、1人あたり9.4リットルに相当する。

ABSによると、この数字は、スタッビー・サイズのビールで224本、ワインなら38本、サイダー(日本のサイダーではなく、

アルコール飲料)なら17本、蒸留酒なら4本、プリミックス飲料なら33缶で、平均消費量は1962年度以来最低の水準になる。

アルコール消費量の全体的な低下は主として国民のビール離れが主因で、現在ではアルコール量に換算してビールとワインの消費量はほぼ同一水準になっている。

ABSによると、ビール消費量の最盛期は1975年度で、スタッビー・サイズで15歳以上の国民1人あたり年間500本を飲み干していた。

Foundation for Alcohol Research and Education(FARE)のマイケル・ソーンCEOによると、非飲酒人口は20%あたりから現在では22%にと微増している。

また、18歳未満の若年層では飲み始める時期が遅くなっており、しかも飲酒量も減っており、

20代になってもアルコールをたしなまない傾向がある。このような傾向は2009年度に始まっている。

飲まない理由として、生活費工面に苦労する若年層にとっては手が出ないほど高くなっていること。

24缶入りの4.9%ビールなら$47.99する。うち$20,85の税金が含まれている。

また、生活気分向上のため断酒したという人もおり、飲酒運転取り締まりが厳しくなったことを理由に挙げる人もいる。健康のため、減量と貯蓄の一挙両得という声もある。

また、酒飲みの父親の姿を思い出し、生まれてきた子供のために酒をやめたという人もいる。さらに、「アルコールよりドラッグにはまる人がふえたのではないか」という声もある。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:マツダ、アフターサービスで3年連続最高評価

マツダ、アフターサービスで3年連続最高評価

” マツダが提供するアフターサービスが、2018年のオーストラリア自動車市場で、最も高い評価を受けたことが調査会社JDパワーの調べで分かった。

JDパワーが9年前から毎年発表しているカスタマー・サービス・インデックス(CSI)の一般乗用車部門で、マツダは3年連続の最高評価を得た。ゴーオートが報じた。

JDパワーは、2013年3月から今年7月の間に新車を購入し、2017年3月から今年7月の間に正規ディーラーでアフターサービスを受けた4,586人を対象に調査を実施。

自動車会社のアフターサービスについて、◇サービスの質◇対象車の回収◇サービス提供者の対応◇サービスについての説明◇サービス施設――の5項目に関する満足度について1,000点満点で評価を調べた。

今年は12ブランドが調査対象となったが、1位のマツダを含め全ブランドが前年から点数を落とし、業界平均ポイントは764ポイントと、昨年の822ポイントから急落した。

日産は昨年10位から今年は3位に上昇。スズキも12位から4位へ急上昇した。スズキが業界平均を上回り、1ケタ台に入ったのは初めて。

一方、2011年に最高評価を受けたスバルは、昨年の5位から今年は7位に低下。現代は2位から5位に、起亜も3位から9位に、三菱は4位から最下位に急落した。

JDパワーは、メーカーのウェブサイトでサービス予約を行った顧客の満足度が、電話や窓口を使った顧客に比べ格段に高かった点を指摘。

ただ、オンライン予約を利用した人はアンケート回答者の1割しかいなかったことから、メーカーにとっては明確な改善の機会になるだろうとしている。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:抱擁で癒すジェシカ・オニールさんのカドルセラピー

抱擁で癒すジェシカ・オニールさんのカドルセラピー

” 愛する友人や家族に優しく抱きしめられると、心の不安や緊張がほどけ癒された気分になることだろう。

しかしオーストラリアには「プロのハグ」を仕事にし、赤の他人にハグをセラピーとして与えている女性がいた。『Mirror』などが報じている。

クイーンズランドのゴールドコーストにあるスタジオで、クライアントにカウンセリングを行う傍ら優しく抱きしめるセラピーを施すのは、3児の母ジェシカ・オニールさん(35歳)だ。

ジェシカさんは20歳の時にマッサージセラピーを始めて以来、フィットネスインストラクターや栄養士、カウンセラーの道にも進み、この10年間は「人に触れることで、その人が抱えている悩みや痛みを感じることができる。

普段は感情を出さない人でも触れられると硬い殻を破って気持ちを打ち明けてくれる」として、マッサージセラピストおよびカウンセラーとしてキャリアを積んでいる。

そんなジェシカさんがカドル(抱擁)セラピーを始めたのは、今から半年ほど前のことだ。カドルセラピーを初めて耳にしたのは6年前で、

その時にもやってみたいという気持ちが湧いたが、周りから「クレイジーなセラピー」だと言われた。しかしジェシカさんは、この仕事を何より楽しんでいる。

クライアントの年齢は18歳~85歳と幅広く、性別や既婚・未婚を問わず、身体的障がいや精神疾患を抱える者、単に孤独な人など誰でもOKで、1時間のセラピー費用は80豪ドル(約6,500円)となっている。

他にもカウンセリングとハグで110豪ドル(約8,900円)、お茶を飲みながら友人のように接して優しく抱きしめるコースは150豪ドル(約12,000円)というように様々なコースがあるそうだ。

クライアントのほとんどは35歳以上の男性だが、最近では中年女性やデジタル社会に孤立感を感じながら生きる若者、性依存症やポルノグラフィー依存症に陥っている人もジェシカさんのハグを求めてやって来るという。

優しく抱きしめることにより癒されて心を開くクライアントは多いらしく、ジェシカさんはこのように話している。

「私自身、人を優しく抱きしめることが大好きで、普段から愛情表現が豊かなタイプなんです。私の母がとても愛情溢れる人で、幼い頃は母のハグでずいぶん癒されました。

どんな悪いことが起こっても、母が優しく抱きしめてくれるといつも大丈夫だという気持ちになれました。カウンセラーになって、クライアントはもっと求めていると気付いたのです。

彼らの心により近づくためにカドルセラピーを始めました。ハグしたクライアントからはいつも素敵な反応が返ってきます。ハグすると、心を開いたクライアントの不安や緊張が溶けていく様子が私にもわかるのです。

胸のうちを曝け出してくれると、私も彼らの核心に触れることができ、どのように癒しを与えればいいかがわかりますから。単なるマッサージやカウンセリングよりも得るものは大きいですね。」

誰かと繋がりたいという気持ちを抱えながらも、孤独やうつ、不安を抱いている人々がジェシカさんのもとを訪れ、優しいハグに癒されている。

ジェシカさん曰く、99%のクライアントが礼儀正しく分別をわきまえており、夫ジェイソンさん(34歳)もジェシカさんの仕事を心からサポートしているようだ。

「夫も私と同じように愛情表現が豊かな人で、家で私を優しく抱きしめてくれます。私たちが強い関係を築けるのは、そうした愛情表現があるからだと思います。」

プロのカドルセラピストとして推定年収79,000豪ドル(約640万円)を稼ぐと言われるジェシカさん。

このニュースを知った人からは、「へぇ、他人にハグするだけでそんなに稼げるものなんだね」「ハグだけでその値段って、ちょっと取りすぎじゃない?」「1時間もハグし続けるっていうのがちょっと変。

ハグって普通は10秒ぐらいだよね!?」「才能と呼ぶべきかどうかはわからないけど、それを仕事にできることは素晴らしいとは思う。

だけど、私にとってハグというのは、愛する人や特別な人から貰うもの。赤の他人にハグしてもらっても不愉快に感じるだけだし、お金を払ってまでしてもらいたいとは思わないわ。

でもクライアントがいることだし、頑張って」「ハグにお金を払わなきゃならないような社会になっているというのが、なんだか悲しい」「クライアントには、ハグを交わす友人や家族がいない人が多いってことだよね。それも悲しいね」といった声があがっている。”(出典:Techinsight

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:NBA新人王 ベン・シモンズ、2年目で更なる高みへ

NBA新人王 ベン・シモンズ、2年目で更なる高みへ

” 8月29日(現地時間28日)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズでキャリア1年目を終えたベン・シモンズがチームの公式ウェブサイト内で昨季を振り返った。

「昨季、僕は自分が本当に得意としていることをしようとトライした。チームメートの仕事を容易にし、彼らを1つのチームとしてうまくまとめること。そしてリムへと向かっていった。プレーメイキングについてもね」。

208センチの超大型ポイントガードであるシモンズは、シクサーズのコンダクターとして平均15.8得点8.1リバウンド8.2アシスト1.7スティールをマークし、新人王に輝いた。

キャリア2年目となる今季は、オールスター選出、そしてMVP候補となるべく成長を続けていくに違いない。

トレーニングキャンプを約1か月後に控えたシモンズは、現在の心境をこう語っている。

「NBAでプレーして1年。個人的に思うのは、僕は(このチームに)もっと多くのことをもたらすことがあるということ。フィジカル面も含めて、僕は多くの面で成熟していると思ってる。だからコートに戻ってプレーできることが本当に楽しみだよ」。

イースタン・カンファレンス上位争いをすることが期待されている今季のシクサーズ。シモンズは先日、「昨季のプレーオフで敗れたボストン(・セルティックス)を打ち負かしたい。

そしてカンファレンス・ファイナルを勝ち抜き、ファイナルへと進みたい」と語っていた。

シクサーズにはシモンズをはじめ、ジョエル・エンビードやマーケル・フルツ、ダリオ・シャリッチといった成長が期待できる若手を多く抱えているため、

彼らが1ランク上の選手へと進化を遂げることで、昨季(52勝)を上回る勝ち星を記録する可能性は十二分にある。

なかでも2年目を迎えるシモンズが、コート上でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。規格外のサイズを誇る司令塔が魅せるプレーの数々を、大いに楽しもうではないか。”(出典:バスケットボールキング

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