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心の目で見るものが現実になると知るビジョナリーパーソンの時代:『イメージは物質化する』その参

3日連続で『イメージは物質化する』。本日は、「第5の法則」から「第8の法則」まで。

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第5の法則

「期待する」と題され、今までのところで・・

” 望んでいるすばらしいものをすでに手に入れた自分(心の中で裕福であることを)イメージする事の重要性 “

について記しましたが、そうすると、心が本来在るべき状態の「豊かさ」が宿る事になる。

この状態が整った状態で、望むものを実現するのに必要なのは二つ・・

1.願望(=その実現を求めていながらも、まだそのための行動をしていないために、実現していない状態のこと)と、2.期待

この部分、エンジンとガソリンの関係と捉えると理解が進みますかね。願望を抱いただけで目標が達成される事はなく、

” 望んでいるものが手に入ることを期待しないかぎり、それは実現しません。” (p137)

” 根拠などなくても実現するという思い(期待)がなければ、願望はただの夢に終わってしまいます。” (p138)

つまり、

” 一見、前向きな願望を抱いていると同時に、うまくいかないのではないか?うまくいかなかったらどうしようといった考えを抱くため、目標を達成できずに終わることが多いのです。” (p138)

願望は強く、しっかり抱く事。裏返しで、移ろいやすい特徴を持つ事が、経験談的にも分かります(笑)

ここで、重要なことは・・

” 真実は目に見えるものがすべてではないということも、覚えておいてください。” (p140)

↑ この言葉は強烈ですね。特に未来を既知の事実として捉える習慣を持っている人は稀有であろうと。

” 現代の人は、「目に見えるものがすべて」という考えの下、五感で知覚できるものだけを信じる傾向にあります。しかし、一部のビジョナリーパーソンたちは、「心の目で見るものが現実になる」という原則に気づいています。”  (p151)

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ここで、注意点。

” 願望は、あなたを夢の方向へと突き動かす原動力であり、確信した期待は夢をあなたのほうに引き寄せる力をとなります。” (p142)

この段階で、いわゆる「引き寄せの法則」が登場。

” イメージが現実になるには一定の期間が必要だということ。なぜ、一定期間が必要とするかといえば、それが「生命の法則」だから ” (p142)

” 生命の法則には、すべての種子が顕現するのに懐胎期間を必要とすることが定められています。” (p142)

脳があるべき状態にセットされたら、維持と忍耐力が必要になってくるという事で、ここが正念場ですね。

第6の法則

「振動と誘引の法則」との標題から、まず「振動の法則」についての説明があり、

” あらゆるものが振動しているか運動しており、じっとしているものはないとされます。” (p160)

この事が何を意味するかというと・・

” わたしたちは人のタイプを大きく二つに分けて考える傾向があります。その人にとって ①プラスになることを考える楽観主義者 ②マイナス思考の悲観主義者 ・・中略・・ 前向きな人の周りには、同じくプラス思考のの人たちが集まってきます。・・中略・・ 悲観的な人の周りには、マイナス思考の人が集い、彼らはお互いに傷をなめ合ってしまうのです。” (p162-163)

つまり、人もそれぞれ振動していて、似た振動を起こしている人を身近に引き寄せているのだと。

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次の言葉は自分でまだ租借出来ていませんが、

” 振動の法則によると、自ら自覚して変わろうとすれば、そのきっかけとなる気づきが起こる。” (p164)

ことは留意事項になるとの事です。と同時に、振動の発信源は自分である事も忘れてはならない点であると。

で、ここから高度ですが、

” あなたが欲しいものを手に入れるためには、その望んでいる状態の振動に、自分の振動を同調させること ” (p176)

この状態が、願望が叶う状態を表すようで、多かれ少なかれ我々が(無意識のうちに)行っていた事のようです。

章のまとめでは・・

” 偶然に起きることなど一つもありません。あなたが心に抱いたイメージは、それに誘引の法則(世に言う、引き寄せの法則)が働き、その実現に必要なものを引き寄せます。 ”

” あなたが望んでいるものは、すべてあなたの周りに存在しています。ただし、それと調和できるかどうかはあなた次第です。心に不足感や限界を感じていては、当然ながら繁栄と調和することはできません。あなたは絶えず何かに引き寄せられています。 ” (p182)

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と、心の向かう先が前向きなものであるか、後ろ向きであるか、ここに大きな分かれ目があるということですね。

第7の法則

タイトルは「リスクを冒す」。

” リスクを一度も負っていない成功者はいない “

の見出しに始まり、思考の在り様として

” 「もし……になってしまったら……」と考えるのではなく、「こうしていく」という考えを前面に押し出していくこと ” (p187)

” 自分のやりたいことをどのように行うか ” /  ” それらの実現には、それなりのリスクもあります。しかしながら、そのための第一歩を踏み出しさえすれば、必ずそれを達成できる大きな流れに乗ることになります。”

” リスクを冒すことに慣れてくれば、あなたはこれまで気づくことのなかった自分の隠れた驚くべき才能があることを知ることになります。”

=(イコール)

” あなたの中に眠る本来の能力を発揮するためには、そうしたリスクを負って行動する経験が必要なのです。リスクを負わずに、あなたが心から達成感を感じる成功などありえないということを知ってください。石橋を叩いて渡っているかぎり、退屈で面白みのない人生が延々と続くということも、また知っておいてほしい。” (p188)

なお、

” リスクを冒すとは、勇気を持って行動することであり、勇気を持って行動することは、無謀な行為とは違います。” (p196)

” 誰もが、心の奥底にすばらしいことや成功のイメージやアイデアを持っているものです。” (p206)

“(あなたはその夢を実現できます。 ・・中略・・ そのためには)それなりに思い切った行動をしなければいけません。・・中略・・自分がしたいことや手に入れたいもの、なりたいものを紙に書き出すことで、それは可能になります。”(p206-207)

” 心に抱いている願望を、できるだけ詳細に、現在それが実現しているかのように書いてください。将来の「計画」ではなく、今起こっていることとして書くのがポイントです。” (p207)

章の結びでは、紙の真ん中に、まっすぐ縦に線を引いて、左側にマイナス、右側にプラスを書いて、

それぞれに夢を追い求めて失敗した場合の最悪の場合と、夢を達成したことによるメリットを記載した「夢のバランスシート」の記載が推奨されていますが、

章の中では「リスクを冒した」人たちについての共通項が指摘されており、

” 不安を抱いていたにもかかわらず、それに負けずに行動した ” / ” 状況を慎重に分析し、準備を整えたうえで、成功のイメージを心に抱きつつ不安を乗り越えて行動する人は、真の意味でリスクを冒した人であるといえ ・・中略・・ このような人が失敗することはほとんどありません。たとえ失敗した場合でも、彼らはすぐに立ち直って再びチャレンジすることでしょう。”

” リスクを冒すことのできる人は、創造性あふれるワクワクする人生を送ることになります。そしてそれこそが、わたしたちの本来の生き方なのです。” (p203)

とあり、分析(=マーケティング)に、然るべき準備が成されれば、もはやそれはその人にとってリスクではないのでしょうね。

リスクが別の言葉(チャンス?)になる瞬間が見えるのでしょうね。この辺りで、力尽きたので(笑)第8の法則以降から最後までは、次回に!

 

イメージし、信念を宿し、ブレない事:『イメージは物質化する』その弐

 

今週末は特に決まった予定もなく、前日に続いて『イメージは物質化する』を読み進め。

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本で、10の法則が紹介されており、進んできたのは「第4の法則」まで・・

第1の法則

冒頭、エリック・バターワースの 「豊かさとは、物を持っている状態ではなく 物事を惹きつける意識のことである」 という言葉の引用(抜粋)があって

” お金はあなたの奴隷である!あなたがお金の主人なのだ ” (p32)

という大前提があり

” 真の経済的成功を収める法則は、人を愛し、そのためにお金を使うこと “

裏返すと

” 誤ってお金を愛し、そのために人を使ってしまうと不幸な結末を迎えることになる ” (p33)

お金の原則として

” 使って、楽しんで、循環させるもの ” (p35)

これらを踏まえた上で・・

” お金に対する不安は、現実のものとなる “

特性を持つため、決してやってはいけないことがあり、それは・・

” 自分が望むだけのお金を手に入れられるだろうか?または、そのお金を失うことはないだろうか?と心配すること” 。

” 収入を大幅にアップしたいのであれば、周囲の人の言葉に耳を傾けることをやめ、 代わりにあなたの「内なる声」に耳を傾けるようにする ” つまり ” 周囲の意見といった外の世界ではなく、自分の内側にある感覚や直感を信じてみる ”

” 自分が選択した人生で、十分なお金を手に入れていない人のほとんどは、他人の意見に左右されるタイプの人 ” (p41)

ここで大事なのは・・

” 顕在意識は常に思考することからはじまる ” つまり、” 今すぐ、頭を切り替えて新しい発想をしてみてみる。” (p46)

” すべてのことは、それが物理的に現実のものとなる前に、頭の中で、イメージができている(現実になっている)ーーー これは、すべてにあてはまる法則である ” (p51)

章の結びで、

” 潜在意識は、現実に起こっていることと想像したものとの区別ができない “

ため

” まずはゲーム感覚で大金持ちになった自分をイメージすることからはじめましょう。大金を使って何をしようかと考え、それを明確にビジュアル化してみる。”

この事の効果で、本来、人間が持っている

” 豊かさマインドが育まれていきます。” (p51) “人は誰もが自分とコミュニケーションをとっている ・・中略・・ 自分に語りかけるときには、裕福であることが気分がよいものであることを語るようにしましょう ” (p51-52)

この点、『ザ・シークレット』のDVDの中で「人が自分に接して欲しいように、自分にも接していますか」との問いがあった事を思い出しました。

第2の法則

ここは「明確にする」事がタイトルとして掲げられ、「豊かさマインド」が育まれ始めたら、次に成すべきが

” 自分がいったいどれだけのお金が欲しいのかを、できるだけ明確にすること ” (p63)

” 何のためにお金が欲しいのかを考える “

そして、 紙に「食費、家賃(住宅ローン)、衣料費、自動車ローン、光熱費、教育費、休暇、娯楽、保険代、貯金 」等、

各自で毎月支払う項目を書き出し、

” 将来望む生活を送るのに必要な金額の試算 “

を行う。そして・・

” 紙に太く大きな字で書き出して下さい。そのうえで、いったんその金額のことを忘れてください。” (p69) “自分にとって十分な額を知ることは、心を律することにつながります ” (p68)

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なぜ、この作業が必要かというと、本人が望む以上の金額を望んでいる人が多く、脳に対して、なぜ、その金額が必要であるかを理解させられないと、脳への指示が曖昧になって伝わらないとの事。つまり「求める豊かさ」は、人それぞれ違うという事ですね。

この章の中では、もう1つ大事な事・・

” お金を生む活動は二つしかありません。人が働くか、お金に働かせるか。人が働いて収入を得るのは、不慮の事故が起こることを考えると、それだけに頼るのは賢いこととはいえません。そのために銀行預金や保険、株式投資、不動産投資といった不労所得を収入源として持っておくこと ” (p70)

が、述べられています。

第3の法則

「イメージの力を使う」と題され、” イメージには、人生に起こるあらゆることを思いどおりにする力が秘められている ” として

” 人生に現れているすべてのことは、心にイメージした結果として起こったものにほかならない ” (p82)

人間は・・

” まず考え、イメージし、それから行動している ” (p86)

つまり

” わたしたちが成し遂げてきたことのすべては、まず最初に心にイメージしてからはじまったのです。だからこそ、もしあなたが望むものを手にしたかったら、まずは心にそれをイメージすることです。それからそれは実現していきます。 ” (p88)

思い当たるフシありますでしょうか、皆さん ^^  章の後半で、

” 今より裕福な自分のイメージを意識の中心に流し込むだけでいいのです。あなたがやるべきことは、あなたの中にくすぶる願望を表現するだけ ” (p100)

と、誰しも心持ち次第で出来る事で、特別な事は要求されていません。

” 現実の世界で達成する前に、まず心の中で達成しておくこと ” (p104) が、ポイント。

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第4の法則

本日のラストパート。ふぅー、ここまで2,100字+(汗)「宇宙を味方にする」との見出しで

これまで学んできた、” 心に抱いたイメージが現実になるのは、一つの方法をおいてありません。その方法とは、「法則」と「信念」に則ること ” (p116)

” 目標を達成するのに必要なことは、必ずそれが起こるという信念があれば、実際にそれは起こる ” (p117)

信念とは・・

” 目に見えないものを見て、信じることができないことを信じる能力のこと。” (p118)

(著者のボブ・プロクターが)” 人が生涯で成し遂げられることは、つぎの二つに正比例すると断言します ” (p118)・・

“1.信念の強さ 2.信念を維持する力(忍耐力) 望んでいることを成し遂げられない人は、それを成し遂げる能力がないのではなく、信念が欠けているのです。”(p119)

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” 創造のプロセスの第一のステップは、心身をリラックスさせ、自分が望んでいるすばらしいものをすでに手に入れた自分をイメージすることです。その後は、(宇宙を創造した無限の力に)任せて委ねること ” (p120)

脳の特性として、

” 人は、潜在意識に刻み込んだ方向性にしか進むことができないようになっている ” (p125)

今までのプロセスを実践する事が求められる。

信念は気まぐれに抱いてもだめ ・・中略・・ 一時的にうまくいっているときだけ信念を持ち、少しでもうまくいかないとその信念が揺らぐというのでは、願望が現実になることはありません。” (p125)

ロバート・シュラー博士の言葉で

” 困難な状況は長くは続かない。打たれ強い人はしぶとく生き続ける ” (p127)

というのがあり、信念が揺らぎそうになったら回復させる事。それは、 ” 一人になって、力強く声に出して唱えること” (p127)

具体的には、自分を鼓舞する常套句を持っておくと良いようです。

章の締めで・・

 ” あなたの内側にある真の声に耳を傾けることを意識してやってみてください。あなたの周りの人の忠告や世間の風評よりも、あなたの内なる声に従うのです。” (p129)

と、序盤に出て来た内容の繰り返しがあり、ここまでのところでは、

「なりたい自分を、積算など具体的、明確にイメージして、それが達成される事にブレない信念を持つ。

そして、自分の心の声に素直に耳を傾け、行動する」

こんなところです。心の声に関しては、日本語で「自問自答」ってな表現がありますが、そこに至るプロセスに鍵がありそうです。

 

『思考は現実化する』を読んで成功出来なかった人たちへ

 

 

前日に、買ってきたばかりの『イメージは物質化する』を読み始め。

>> 本を買う時、中古でも気にしないタイプですか? <<

目を通したところは「推薦のことば」「監訳者まえがき」「序文」。

 

「成功は、既にあるものをアレンジする」ことで得られる

「推薦のことば」は、元ブッシュ大統領特別補佐官ダグ・ウィードさんの執筆で

著者のボブ・プロクターを・・

“アンソニー・ロビンズが自己啓発のマスターであるとするならば、ボブ・プロクターは思考の師” (p1)

と紹介。本書の概略を・・

“成功とは必ずしもゼロから創り出すものではなく、すでにあるものを手にして、それらをアレンジするだけでよいという事実に目を開かせてくれます。” (p1)

と説明。

 

成功のバイブル『思考は現実化する』を読んで成功出来なかった人たちへの援護射撃

続いて「監訳者まえがき」は岩元貴久さん。成功哲学書のバイブルとも称される『思考は現実化する』を読んで

“本に書いてあることを実践すれば、自分の経済状態がずっと改善され、自分が望んでいる成功を実現できると知りながら、それをしていない”  (p5)

岩元さんは、その事に対して二つの点を指摘されていて、

“一つは、実は成功を心から願っているわけではないということ。・・中略・・二つ目の理由は、本に書いてある内容が、真の意味で腑に落ちていないから” (p6)

であるとして、本書を

“『思考は現実化する』をはじめ、世の中にあるすべての成功哲学書にこれまで欠けていた部分を補足しているのが特徴” (p7)

と説明。読了した時点で

” 読者が、「なるほど、やっぱりそうだ。そうなんだね」とうなり、「自分にもできる!」と確信し、「よーし、まずはこれからはじめよう」”とやるべきことが明確になる本を書き上げた” (p7)

と紹介。なお、amazonのレヴューでも複数の方が書かれており、著者のボブ・プロクターが日本の読者に寄せた「ボブから日本の読者へ」の中へで言及していますが

” 本書に書いてある考え・知恵について、どうぞ納得いくまで何度も繰り返し読んでください。そして理解したら、本書で提示していることをぜひ実行に移してください。”  (p8)

と一読しただけでは十分でない事は、注意書き的に記されています。

 

行動する事こそ「なりたい」を引き寄せるすべて

で、ここから著者のボブ・プロクターのパートとなり、冒頭に「序文」。

” 人は誰でも本来豊かな存在です。ただ、多くの人が一時的にお金が少々足りない状態にあるというだけのこと。” (p10)

と、本のサブタイトルが「富」を無限に引き寄せる10法則 となっているだけに、のっけからお金に関する話題ですが、

経済的な苦境は、多くの人にとって直面する一般的な事象とあると定義。

” 本書の目的は、現在のあなたの状態と、あなたが望む状態との橋渡しをすることです。” (p10)

であるとして

” 人生はいわばルービックキューブのようなもの。必要なパーツと色は、実は最初から揃っています。ただ問題は、それらを正しく組み合わせる作業がわずらわしく、永遠に続くかのように思えてしまうことです。どんなにがんばっても、最後の一つ二つがどうしても揃ってくれないような気がしてしまうものです。” (p10-11)

経済的な困窮の解決を宝くじを買う人たちに向けて・・

” 人生の真の喜びは、誰かから富がもたらされることではなく、自ら行動することで富を得ることであることを知らないようです。何の努力もなく手にした富によって、真の喜びを得ることはできないのです。”(p11)

” 真理を悟るとき、自分の望みをすべて実現する力が、実はすでにあなたには備わっているのだと気づきます。” (p11)

本書を読むに当たって・・

” 大事なのは、本書の考えを正しく理解し、実践することです。それはあなた自身が試すことを意味します。” (p13)

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” あなたが人生において手に入れるものは、物質的なものであれ、精神的なものであれ、能力ではなく、あなたの行動によって結果がもたらされるということです。” (p13-14)

と「内容の理解」と並んで「行動する事の絶対性」に言及。ここを起点に、285ページ(+行動)の興味深い旅路です。

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今日この頃の本に囲まれる自分 その弐:読んでみたい本

読んでいた本を読了して、次が決まっていない場合、書店に立ち寄って、探せど探せども本が見付からない事もあれば

次から次に、あれもこれもといった具合に出て来る事もあり、今は後者。

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欲しているのは脳になるんでしょうかね(笑)この二日で、興味惹かれたのが下記の4冊。

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今日この頃の本に囲まれる自分 その壱:『禁断のセールスコピーライティング』読み始め

本の感触は読んだ人から確かめる、の法則

今日から神田昌典さんの『禁断のセールスコピーライティング』を読み始め。

神田さんのマーケティング本は アクションアカデミー の教材を活用出来る状態にあるものの

同窓の方に本書の内容をネット上で質問させて頂いたところ「細部に渡る解説がある」との事で

「これは買わねば・・」と、手元にあったQuoカードをまとめて週末、書店に駆け込んだ次第。

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紙とペンだけで、再スタート出来る未来

まだ、本編に入る手前(「まえがき」相当)の所ですが・・

セールスライティングにより人間性が向上していく理由は、自分を主語にするのではなく、” 相手を主語に ” 考え続けなければならない(p5)

効果的なセールスコピーを書くためには、相手を深く理解しようと努め、相手の役に立てるように、自分が持っている経験と才能を掘り起こし、提供し続けなければならない。(p6)

と、冒頭から本質に迫った内容で、本書の(確か)キャッチコピーとなっている文面・・

ここで、私が伝えているのは・・・・・・。単なるハウツーではなく、焼け野原に立っても、翌日から、紙とペンだけで、立ち上がる力だからである。 (p5)

も、この部分に登場。これから展開されるであろう神田さんの経験に基づいた本質とテクニックが織り交ぜられた185ページの旅が楽しみです。

電子書籍は一旦休むと再開のキッカケを逃しやすい、かも・・

神田さんと言えば、kindle版で購入した『型を破る人の時代』の消化度合いが半分程度。

>>  Facebookを使って映画監督にもなれる時代:「型を破る人の時代」読み始め  <<

電子書籍で買うと、日頃、本の姿で確認する事がないのと、本書が相当な分量(一体、何ページ?=紙の本だと厚さから最後までのイメージが掴める)とみえ、最後が見えない感じで、読み始めからスローテンポになってしまっています。

内容自体は、今時の事例の紹介があったり等で、学びがあり面白いんですけどね。

立花岳志さん推奨本の『ザ・ミッション』が、やっぱり素晴らしかった

2014年の 私的テーマ

年の35%ほどを消化した2014年は、主に神田昌典さんとジェイ・エイブラハムからマーケティングの勉強に

アンソニー・ロビンズに、池松耕次さんに、Dr.(ドクター)ディマティーニに「ザ・シークレット」のDVDも加えた、壮大な事もと

大小の事柄に関心を寄せていますが、今回は後者の方で、さきほど「ザ・ミッション」を読了。

続きを読む 立花岳志さん推奨本の『ザ・ミッション』が、やっぱり素晴らしかった

世の中の変化に動じない人になるためには?の秘訣5段階

今日になって、前日の「ザ・スタート」に関するまとめで書き切れない事があったなと思い出した次第。

本にペタペタと付箋を貼付けている効果と実感したところ。

>>  起業の世界は打率1割、それが分かれば必ず成功する <<

変化にビクともしない人になるための5ステップ

世の中でビジネスしているインターネットを使っている事が一般的であろうと思いますが、そこで付き物と言えるのが一方的なルール変更(例: 検索エンジンのアルゴリズムが変わる)。

そういった事に少なからぬ人たちが影響を受けてしまう一方で、本著の共同著者のお一人(加藤一郎さん)は・・

ルールやシステムがどう変わろうが、自分のビジネスには微塵も悪影響を受けない人もいます。(p200-201)

として、そのような存在に君臨するには5つのステップ(p201-202)があるとしています。

  1. あなたの中にある生まれ持った ” キーワードとなる核(コア)” を見つけて、最も尖った部分を抽出する。
  2. そこに磨きをかけて、尖らせ、オーディオアンプのように増幅する。
  3. 市場の需要と供給、競合、お客さんの分析を数理的に行い、あなたが最強になれる “ポジション” と “コンセプト”を算出する。
  4. さらに、あなたの “らしさ” を演出する調味料を加える。
  5. 言語化能力を磨きながら、あなただけの “必殺キーワード”を作り上げる。

ここから5項目に関して注釈が入り・・

1. 2. 4.は感性、直感に負うところが大きいので右脳的アプローチと言えます。

3. 論理的思考によるものなので左脳的なアプローチとなります。

5. は右脳と左脳を統合して活性化させる作業だと言えるでしょう。

ここでポイントなのは、著者は上記から抽出された・・

キー・エリア以外のビジネスには、(それが、儲かるビジネスだとわかっていても)手を出しません。

その心は・・

自分がそれをやっても全力を出せない、続かないことがわかっているからです。(p202)

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自分の強みが分かれば、他に影響されなくなる

この過程を自分の消化する事が「最強の方法論」であるとされています。自分の解釈では・・

1. まず、自分の興味はどこにあるかを把握(=強みにつながる)

2. 次に世の中の事象を捉えてマーケティング(競合度合い、差別化の可否等)

3. パートナー探し等を通じて、自分の立ち位置を際立たせる

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言葉にして書くと「出来るかな?」なんて不安も過りますが・・

それが出来るかどうか、この段階に至る上で重要な事は如何に5段階の最初のステップで

「 己(自分の興味、強みを)を知る事が出来るか」という事に尽きるんでしょうね。

人間誰しも、好きな事(分野)では、とかく没頭の境地に入りやすく、思った以上の結果を出せますものね。

人それぞれの興味が違うところが、この手の分野の悩みを深くしているところでもあり。

起業の世界は打率1割、それが分かれば必ず成功する:「ザ・スタート」読了

前日は披露宴に出席する一方で、久々に本を読了=「ザ・スタート」

出だしは、こちらで立て続けに紹介するなど、具体的な記述に見せられましたが、

>>  街歩きの視点を変えるだけでビジネスは始められる:「ザ・スタート」読み始め <<

>> ライスワークとライスワークの違いがもたらす未来  <<

1. 気付いて  >>>  2. 行動する事!

後半は・・

海外のトレンドが1年後、日本に上陸する」/  「日本の流行が1年後、世界に飛び火する」(p129)

どんな市場でも、興味を持ってくれる人が100人いたら、そのうちの1人が買ってくれる、という割合なんですよ。だったら、100人全員に商品を1万円で売ることよりも、その1人に100万円で買ってもらうことを考えたほうがいい。」(p160)

といった目の付け所や

インターネットビジネスの世界で成功した人たちには「ネットが苦手、あるいはコンピュータそのものに無知な人が少なくない。」(p209)

として、それらの人たちが成功した理由は、ただ一つ。

「誰かが気づく前に、彼らがそれをやったからです。」(p209)

と、要は普段から人と違った視点で物事の捉えておく事の重要性が説かれています。

打率.100の世界、を理解する

起業を志す人たちへ向けても、「ビジネスなんて、10に1つ当たればいいほうなんです。」(p224)と、頭で一見厳しい現実も指摘されていますが

「大切なことは、何度でもチャレンジすることだ。」、松下幸之助さんの言葉から「失敗したところでやめてしまうから、失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる」(p227)

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つまり、ビジネスは・・

10回起業すれば1回くらいは大成功する」(p224) ・・(成功するまで続ければ)・・「 誰でもいつかは100%成功するってことです。」(p227)

と至って前向きに締め括られています。

結論部を更にまとめると・・

「失敗を恐れてはいけない。」(p224)

に集約されるものと読みました。

誰がやっても失敗は付き物なんだから、成功するまで続けよう。これが5人の起業家から本書に込められた思いですね。