「life story: 自伝、伝記」カテゴリーアーカイブ

大仁田厚選手が1,500針超の傷を背負い体現したプロレス愛:『人生に必要なことは、電流爆破が教えてくれた』読了

プロレスラー 大仁田厚選手の『人生に必要なことは、電流爆破が教えてくれた』を読了。

大仁田厚選手しか掲げられないタイトルですが ^^

出典:書泉 スポーツ・格闘技Twitter(画像はTweetにリンク)

サイン本販売情報↑に反応して入手していた経緯.-

大仁田厚選手に関して、本書にも出てくることですが、大仁田厚選手が(実態をよく分かっていなかった状態で)UWFに殴り込みをかけた際、

“「これはすごいな」と思って、で、そこのリングでプロレスとは全然違うものを見たんだよ。

俺らがやっていたのとは全然違うものを、それを見たときに「プロレスって、こういうのもアリなんだ!」って気づかされた。

その衝撃があって、FMWという対極なものが生まれたんだと思うね。”(p43)

と、私自身が引き込まれたUWFとは志向していた方向性が対極的な立ち位置であったことから距離を置いていました。

プロレスを奪われ、立たされた岐路

その状況から本書を手に取ってみたら・・

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小佐野景浩さんが紐解いた鶴田友美/ジャンボ鶴田が辿った軌跡:『永遠の最強王者 ジャンボ鶴田』読了

全588ページに及ぶ『永遠の最強王者 ジャンボ鶴田』を読了。

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中間記⬆︎後、読み進めたのは

 第7章 真のエースへの階段

 第8章 覚醒

 第9章 鶴龍対決

 第10章 完全無欠の最強王者

 第11章 そして伝説へ

で、天龍源一郎選手との対立軸、対戦に焦点を当てた 第9章 鶴龍対決 に最も読み応えを感じ、

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小佐野景浩さんが紐解いた鶴田友美/ジャンボ鶴田が辿った軌跡:『永遠の最強王者 ジャンボ鶴田』中間記

プロレス編集企画ライター 小佐野景浩さんが、ジャンボ鶴田さんが辿った生涯に迫った

永遠の最強王者 ジャンボ鶴田』を読み始めてから

 第1章 最強の原点

 第2章 ミュンヘン五輪

 第3章 エリート・レスラー

 第4章 驚異の新人

 第5章 馬場の後継者として

 第6章 逆風

 第7章 真のエースへの階段

 第8章 覚醒

 第9章 鶴龍対決

 第10章 完全無欠の最強王者

 第11章 そして伝説へ

と章立てされているうちの 第6章 逆風 まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

持って生まれたもの

全日本プロレス入団時、196cm/100kg超という恵まれた身体条件から

中央大学在学中に、バスケットボール部からレスリング部に紆余曲折を経て転部、ミュンヘン五輪 グレコ100kg以上級で出場。

卒業後の進路はプロレス界、相撲界などを交えての争奪戦となり、

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ラファエレ ティモシー選手がラグビー日本代表に込め実現した思い:『つなげる力 最高のチームに大切な13のこと』読了

ラグビーワールドカップ2019で、ラグビー日本代表をベスト8進出の一翼を担ったラファエレ ティモシー選手の著書『つなげる力』を読了。

サイン本発売情報に触れ、

紀伊國屋書店 新宿本店 Twitter(画像はTweetにリンク)

即反応して入手していた経緯。

日本に導かれ、開花したタレント

本書は、サモアに生まれ、4歳でニュージーランドに移り住み、大学進学前に山梨学院大学からスカウトを受け、

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石井妙子さんが迫った小池百合子東京都知事の半生:『女帝 小池百合子』読了

前々回、中間記⬇︎をアップロードした

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石井妙子さんの『女帝  小池百合子』を読了。

決死の舞台裏

本書は刊行された経緯が終章に、

” 小池と同居していたという早川玲子さんからの手紙を私が受け取ったのは、二〇一八年二月の上旬であった。

私は小池の学歴詐称疑惑の告発を受けて、できるだけ早く、この事実を発表すべきだと判断した。

ひとつには、そのような自分が公職についていることを世間に伝える義務があると感じたからであり、もうひとつには権力者の秘密を知っていることにより、恐怖の中にある早川さんが安心を得るには、情報を公にする必要があると考えたからだった。”(p414-415)

とあり、この一文を読んだだけでも「重い」ですが、読了に至る遥か手前から状況証拠という形にはなりますが、

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石井妙子さんが迫った小池百合子東京都知事の半生:『女帝 小池百合子』中間記

ノンフィクション作家 石井妙子さん上梓の話題作『女帝  小池百合子』を読み始めてから

 序章 平成の華

 第一章 「芦屋令嬢」

 第二章 カイロ大学への留学

 第三章 虚飾の階段

 第四章 政界のチアリーダー

 第五章 大臣の椅子

 第六章 復讐

 第七章 イカロスの翼

 終 章 小池百合子という深淵

と章立てされているところ「第四章  政界のチアリーダー」まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

知られざる半生が明らかに 『女帝  小池百合子』石井妙子著

イメージと書かれてあることの大いなる乖離

最後の「あとがき」を含め全429ページのうち220ページまで進んだことになり、

既に本2、3冊読んだ(ような)感覚で、気分的には息苦しさのようなものを抱きつつ・・

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デヴィッド・ボウイがスターの座を獲得するまでの軌跡:映画『デヴィッド・ボウイ 最初の5年間』鑑賞記

一週前の週末 ⬇︎

<< 2020年5月18日投稿:画像は記事にリンク >> DAVID BOWIEが、2枚のアルバム THE NEXT DAY & BLACKSTAR と、舞台 LAZARUS に賭けた思い:映画『デヴィッド・ボウイ ー 最後の5年間 』鑑賞記

『デヴィッド・ボウイ ー 最後の5年間』⬆️を鑑賞後、

出典:prime video

『デヴィッド・ボウイ  最初の5年間』なる作品↖️を発見。

David Bowie: FINDING FAME Trailer l SHOWTIME Documentary

興味は断然晩年にあるものの、「最後の5年間」を見たからには、合わせで「最初の5年間」も「見ておこうか」と、

本作は有料であった逡巡を飛び越え、視聴。

スターへの試行錯誤

David Bowieと聞くと、スターの中でも別格で、生まれついての根っからのキャラクターで、

スーパースターに位置づけられる人物と思いますが、

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ウォーレン・バフェットの伝説と人がらに触れる88分:映画『ウォーレン・バフェット氏になる』鑑賞記

ちょいと前に prime video内で見付けていた、Warren Buffett:ウォーレン・バフェットを取り上げたドキュメタリー

出典;prime video

『ウォーレン・バフェット氏になる』を鑑賞。

ウォーレン・バフェットの名は長く脳裏に刻まれていて、世界第2位の資産家であるとか、投資の神様といった称号に、

チャリティーで昼食会が催されると、

出典:Bloomberg(画像は記事にリンク)

落札金額が桁違いのスケールに膨らんだり。

人間性も、贅沢を嫌い倹約家であるといったことに聞き覚えありましたが、

今回のように映像でウォーレン・バフェットを見たことはあったかもしれないし、無かったような・・ という次元で内容に興味を掻き立てられていました。

尋常なき集中力と反動

本人曰く、へそ曲がりであったような述懐はありますが、

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