「life story: 自伝、伝記」カテゴリーアーカイブ

川﨑宗則選手のほろ苦だけど、やっぱり応援したくならずにはいられないメジャー挑戦記:『閃きを信じて 〜 Don’t think too much !! 〜』読了

失意のマイナー宣告直後、(契約切替を経て出場したオープン戦で)観客席からの「Kawasaki」コールに応え、

ライトスタンドに名刺代わりの豪快な放物線(=ホームラン)を放ち

 OAK@CHC: Kawasaki launches a three-run home run

一時、メジャーの舞台と別れを告げることになった Chicago  Cubs:シカゴ・カブス(記載日時点の所属は傘下:Iowa Cubs:アイオワ・カブス)の

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出典:Iowa Cubs公式ウェブサイト(画像はサイトにリンク)

川崎宗則選手の新刊『閃きを信じて 〜 Don’t think too much!! 〜 』を読了.-

年明けからよく川崎宗則選手のことを書いてはいるものの「本が出る」との情報を知らず、前回の記事 👇 を書き上げ

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<< 2016年3月30日投稿:画像は記事にリンク >> 川崎宗則選手、無念の!(>_<)のシカゴ・カブスで開幕メジャーならずも、昇格へ挑戦は続く

関連書のリンク貼りしようとした時に、「こんなの出るんだ〜」と前日に出版を知った次第。

早々に読み始めればムネリン節というべきか、川崎宗則選手らしい人間味溢れる、その生き様に触れられる一冊でありました。

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レイ・チャールズが表舞台で取り戻した光と、舞台裏で拭えなかった心の闇:映画『Ray/レイ』鑑賞記

今週末は「我が心のジョージア」をはじめ数々の代表を曲を遺した Ray Charles:レイ・チャールズの生涯を描いた『Ray/レイ』をDVD鑑賞.-

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152分に及ぶ大作。Jamie Foxxのなりきりぶりも注目.-

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最初、レイ・チャールズを(音楽の)ジャンルを用いて説明しようとするも、R&B、ソウル、Jazz等から特定出来ず、代表曲を引用しましたが、

作品の中では溢れる才能に、時代を読む感覚から様々なジャンルに取り組み、消化していったシーンが描かれています。

話戻って・・ 本作を手に取ったきっかけは、このところミュージシャンの生涯を追った作品の鑑賞が続いており

最寄りのレンタル店の在庫状況見るに、その系統で残っていたのが「Ray/レイ」程度と思われたこと。

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Ray Charles(演じたのはJamie Foxx)の実像、生き様とは・・

作品自体に対する関心は高くなかったものの、見るに適当なタイミングが今巡ってきたと選択。

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高崎晃さんが自伝で振り返った人生を決めたギターとの出会い、LOUDNESSに込めた覚悟:『雷神』読了

日本が誇る世界を相手にするロックン・ロール・バンド LOUDNESS:ラウドネスの創設者にして、ギターリストを務める高崎晃さんの自伝『雷神』を読了.-

本の出版は知っていたものの、値段(1,944円/税込)に対して内容が釣り合わないといった意見を複数amazonレヴューなどで目にしていた傍、

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出典:amazon.co.jp

「ファンなら迷わず買うべし」といったコメント(上記)に触れ、「その通り!」と、発売から約2ヶ月を経て入手。

購入時、本にビニール封された状態で、中を確認出来ませんでしたが、開封すれば・・

(ボリュームに影響する)字が大きく感じられることは無かったですし、あとがきを含めて223ページと相応の厚さと思います。

以下、印象的であったところを引用したいと思います。

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LEMMY(MOTORHEAD)が打ち立てた伝説の裏側で愛された人柄が心に沁みた:『極悪レミー』鑑賞記

MOTORHEADのLemmy Kilmister(レミー・キルミスター)の日常と、それまでの伝説を追った自伝的映画『極悪レミー』を鑑賞。製作は、Lemmy存命中の2010年。

先月、Lemmyの追悼記事(下記)をアップロードして、

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<< 2016年1月5日投稿:画像は記事にリンク >> LEMMY(MOTORHEAD)とJOHNNY WINTERが貫いて見事な生き様

もとより本作のことは頭にあり、「近所のレンタル店にストック(在庫)されていたな」と、せっかくの機会だからと店舗に赴き、検索機にかければ・・  まさかの「在庫なし」との回答。

店のスペースが限られていて、新作が入ってくる以上「こういうこと(在庫整理)もあるのかー」と。それならばと気持ちを切り替え iTunes Storeで検索すれば、ここも扱いなし、、。

無いと分かると、どんどん見たくなっていき(笑)「何回も見るわけではないし、買うのもなぁ」と、とりあえず中古狙いでamazon に行けば、ここにあったレンタル版!

映画『極悪レミー』予告編

再生媒体に一抹の不安(レンタルしたものの再生メディアがなかったら、どうしよう・・)を抱きながらも、タブレット端末のkindleでサクサクと再生準備完了.-

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ジミ・ヘンドリックスが世に衝撃をもたらすまでの葛藤と確信:「JIMI:栄光への軌跡」鑑賞記

先週のJames Brown:ジェームス・ブラウンに始まり、

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<< 2016年1月31日投稿:画像は記事にリンク >> ジェームス・ブラウンが伝説の裏側で直面した苦悩と狂気:『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』鑑賞記

Sly Stone:スライ・ストーンと来て、

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<< 2016年2月2日投稿:画像は記事にリンク >> スライ・ストーンが魅せた才能と身を潜めるまでに至った暗闘:『スライ・ストーン』鑑賞記

今週はJimi Hendrix:ジミ・ヘンドリックス.-

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「JIMI:栄光への軌跡」パッケージ 表↑裏↓

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Jimi HendrixのCDは結構、購入しているもののライナーノーツや本などで生い立ち(バイオグラフィー)は把握しておらず

レンタル店で本作:「JIMI:栄光への軌跡」を見付けた際、名前に曲をちょこちょこと知っているものの「Jimi Hendrix、本人ってどうなんだろう?」との興味を持って鑑賞.-

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ジェームス・ブラウンが伝説の裏側で直面した苦悩と狂気:『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』鑑賞記

ジェームス・ブラウン 最高の魂をを持つ男』(←公式サイトにリンク。音声が出るので注意)をDVDで鑑賞.-

ジェームス・ブラウンは生前「生きる伝説」を是非一度と、1992年4月に友人と代々木オリンピックプールに観に行った際に

その世界観に、プロフェッショナリズムに、アンコールでは終演かと思い場内が明るくなった後に、再びステージに戻ってきて

客電点けたままのパフォーマンス(その時の曲が、下記の Too Funky In Hereであったと記憶)にしびれ、

James Brown “Too Funky In Here”

後から調べてみれば、普段はアンコールをしないそうで、演出ではなく本物をアンコールを目の当たりに出来たこと、

何よりジェームス・ブラウンが認めたショウを目撃出来た経験が強烈に自分自身に刻まれており、

伝記映画が製作されたと知り、

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上映時間139分に及ぶ大作.-

ロードショー時はタイミング叶わなかったものの、レンタル店に流通したタイミングを捉えたもの。

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天龍源一郎が超安定志向を打破して築いたプロレスラー天龍の革命人生:『天龍源一郎 自伝 レボリューション』読了

天龍源一郎自伝『レボリューション』を読了.-

先日参加した天龍源一郎サイン & 握手 & 撮影会に共に参加した友人がイベント参加権取得のために購入した一冊を借りて読んだもの。

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<< 2015年11月29日投稿:画像は記事にリンク >> 天龍源一郎 サイン &握手 & 撮影会に行って、天龍さんにグーパンチされてきた

プロレスは一時、前田日明さん、高田延彦さんといったUWF系にハマり、RINGSやUWF INTERNATIONALは観に行ったものの

天龍さんの試合はなく、そのキャリアで全日本プロレスからSWSに至る独立劇までの事実関係は頭に入っていたものの、内容の殆どを本書について知ることになりました。

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板倉雄一郎さんに学ぶ、全てを失った後に見出した「生きる」ことの本質:『社長失格の幸福論』読了

板倉雄一郎さんの著書『社長失格の幸福論』を読了。

板倉さんの紹介がある時に、名前の前に(著書の中での)代表作といえる『社長失格』が来ることが多いものと思いますが、

本書を手に取ったのは先日開催された板倉さんが登壇される「サバイバル投資セミナー」に参加する事にして

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<< 2015年9月26日投稿:画像は記事にリンク >> 板倉雄一郎さんに学んだウォーレン・バフェットの投資手法の真髄:「板倉雄一郎&近藤駿介サバイバル投資セミナー」参加記

それなら「家にある『社長失格』にサインしてもらおう」と、読了本が積まれたゾーン内をガサガサと探すも

探せど探せと見つからず・・、結果として出てきたのが

本書ともう一冊。当日予定通り、セミナー終了後に板倉さんに本書を差し出した際、

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著書に頂いたサイン.-

「(ご自身の著書の中で)一番好きな本だ」と言われ、「どんな内容だったかな・・」と、再び本の中を開いてみる事に。

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