「life story: 自伝、伝記」カテゴリーアーカイブ

宮本慎也さんのプロ野球人生を一流にした恩師との対話:「歩 − 私の生き方・考え方 −」読了

元プロ野球選手、東京ヤクルト・スワローズで活躍された宮本慎也さん著『歩 ー私の生き方・考え方ー』を読了。

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宮本慎也さんに学ぶ「個の厳しさ」とチームを牽引するリーダーシップ:「歩 − 私の生き方・考え方 −」読み始め

 

元東京ヤクルト・スワローズの宮本慎也さん著「歩(あゆみ)ー 私の生き方・考え方 ー」が半分弱のところまで来たので、振り返り。

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入来祐作さんに学ぶ転機を捉え必死になる力:『用具係 入来祐作』読了②

 

以前エントリーした元読賣ジャイアンツ、現在、DeNA横浜ベイスターズ用具係の入来祐作さん著『用具係 入来祐作 〜僕には野球しかない〜 』読了記で書き切れなかったところ。

>>入来祐作さんに学ぶ「変わる力」:『用具係 入来祐作』読了 <<

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入来祐作さんに学ぶ「変わる力」:『用具係 入来祐作』読了

 

書店に立ち寄った際、ちらちら見かけ、気になっていた元読賣ジャイアンツ等で活躍したプロ野球選手の入来祐作著『用具係 入来祐作 〜僕には野球しかない〜』を読了。

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石川知裕前衆議院からメッセージを頂戴し考えた「逆境」の人たちに出来ること

先日、読了した『逆境を乗り越える技術』の感想を石川知裕前衆議院議員にFacebookのメッセージ機能を介して送ったところ返信を頂きました。

感想というよりは、実態としては石川知裕さんへの激励的意味合い。というのは本に・・

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板倉雄一郎さんに学んだ起業に再起に人生と

先日、登録した覚えのないメールマガジンから、かつて『社長失格』を執筆された板倉雄一郎さんの講演会がある事を知り、参加。

(メルマガを)解除しなかった甲斐、でしょうかな・・。

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キーワードから呼び出される「昔」

講演中『社長失格』の刊行が1998年であったとの事で、15年程度が時間の流れとなり

本に書かれていた内容はすっかり忘れているものの、(本が)面白かった事は記憶されており、

それが唯一の拠りどころであったものの、終わってみて、その直感は正しかったと実感。また、板倉さんの気さくな人柄も大変印象的でした。

板倉さんが体感された、上手く行っていない時の禁じ手

下記、講演の告知で用いられた資料の一つで、

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この凸凹が講演を興味深くしているわけですが・・ 板倉さんが、それをユーモアを交えて話されるため

予定時間の1時間を30分オーバーする講演時間が「あっ」という間に。

その中で、板倉さんが得られた人生感は・・

上手く行っている時には果敢に攻め、動くべきであるものの、逆に不調を感じる時は無理に動こうとせず、そのタイミングでは自分自身を顧みたり、安定を図る事が賢明であるとの事。

失敗を糧にしたV字ターン

講演は、かのビル・ゲイツも事業買収に興味を示した板倉さんが創業された企業の破綻劇に

その模様を描いた『社長失格』が導いた再起の足がかりに。

想定を超えて売れまくった得られた印税から続々と舞い込む断り切れないくらいの講演依頼。

そこで得られた資金をもとに株式投資で資本を膨らませ、平行して投資を研究。そこで得られた学びをセミナーという形で伝授し、板倉メソッド?でかなりの成功者を輩出したとの事。

車欲しさからの起業

起業を志されたのは、TOYOTAのソアラ欲しさにゲームソフト会社を立ち上げられ、

同僚の方と開発したソフトを売り込み行った先で、いきなり目的を達成。

聞けば小学生時代からお金を稼いでおられたそうで、当初は1回5、6千円といった規模から、それが高校生の頃には15万規模に拡大するなど、

天性というのか、ビジネス、お金を稼ぐという事に関しての嗅覚とスキルを強く感じました。

この事はセミナー後、行なわれた名刺交換会で、板倉さんが向かい合った方々の事業内容を聞いて

次々とコメント(当たるよ、こうやってみたら etc)や見解を示され、その切り替えの早さでも卓越した感じが有り有りと。

また、学びを得ようとして本屋で書物を手に取る人は多いであろうが、各自それぞれが持っている経験(過去)が、その人の最大の強みになるとの指摘もありました。

起業に懲りて、新たな事業形態で再々起

現在の板倉さんは従業員を雇う事無く(給与の支払い無し)、パートナーという形で10数名の方と事業(会社2.0)を展開されているとの事。

この形態のメリットとして、板倉さんの分析では通常の雇用形態を締結している会社の場合、事業に取り組んでいる人(会社員)が心底上手くいくと思っていないため

本来、上手くはずの事業であっても、そうなっていない場合が大半と推測され、

会社2.0(成功報酬型)で繋がっているパートナー制度であれば、事業に取り組む真剣度が違うため、得られる結果に大きな差が生まれると分析。

実際、勤務されている方々のモチベーションも高い水準で、ベンチャーキャピタルからの出資依頼も引きも切らない状況とか。

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転んでも、すぐに起き上がる見事さ

機会を見つけて、講演会、交流会といった類い足を運ぶ事が多いですが、南原竜樹社長@マネーの虎と同じく板倉さんに共通するのは

一旦、地に落ちても再起を遂げる逞しさ。キャリアを閉ざしかねない事も、一つの経験として乗り越えるその姿に、自分が惹かれている事を強く実感した今回の場でありました。

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「適当」ではない高田純次を貫いた唯一の約束事:『高田純次のチンケな自伝』読了

サイン会の時から始まった高田純次さん自伝「高田純次のチンケな自伝」の最終章、4回目。

前回は、やっと手にした安定を、浮気心で誘った女性と訪れた飲食店で劇団員時代の仲間と遭遇して、手放してしまうところまで。

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打算のない、人生への純粋な思い

今日、第5章から一気に最後まで読了しましたが、安定を手放す(=サラリーマンを退職)までには・・

仲間からの熱い勧誘であったり、燃える世界で頑張る仲間への羨望であったり、宝石のデザインの仕事を続ける事の限界を感じていたり等の事が入り交じって。

最後は、30歳という年齢や奥さんとお子さんの存在が気になったそうで、

この時に、すがったのは200万円の貯金だった。これで1年くらいは食いつないでいける。芝居がダメだったら、また宝石デザインに戻ることもできると考えた。(p121)

年齢に関しては・・

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高田純次 Part 3:記者が分析した「適当男の真骨頂」

昨日に続いて、高田純次(高田純次のチンケな自伝)。

高田純次さんの人生が決まった出来事

高田さんが「人生を左右(=人生の方向性が決まってしまった)したのは、大学受験失敗だったと思う。」(p77)と語っており、

当初は大学に進学して、高田さんのお父様の期待に応える形でサラリーマンになるつもりで、現役の際は5校以上の大学を受験するも、何れも不合格。

一浪の時は「グラフィックデザイナーはかっこいいと思ってね。(p78)」美術系の大学も含め、全滅。

お父様の期待も裏切り、近所からは「勉強のできる純ちゃん」と思われていたそうで、目の前が真っ暗になったそうな。

この辺り、現役時代に大学受験に失敗した自分にとって痛いほど分かる感覚です。

話しを高田さんに戻して・・ 二浪する気力は残されておらず、専門学校(グラフィックデザイナー科)へ進学。ここで落ちこぼれるわけにはいかないとの意気込みから、まじめに通学。

仲間と遊び傍ら、横尾忠則さんの著作は殆ど読破、卒業絵画も提出し

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