オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリアの首都(及び特別地域)

下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」7月8日付の記事を転記したものです。

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オーストラリアの首都(及び特別地域)

1. Canberra, Australian Capital Territory
” オーストラリア首都特別地域(ACT)は、6州とノーザンテリトリーを統括する独立行政区域である。

首都のキャンベラは、1,900年代にアメリカの建築家バーリーグリフィンが設計した人工的計画都市であるため他の都市とは雰囲気が異なる。

バーリーグリフィン湖を中心に国会議事堂、国立図書館、国立美術館、国立博物館、最高裁判所、戦争記念館など数々の国の施設がある。”

2.  キャンベラ
” キャンベラ (Canberra) は、オーストラリア首都特別地域(Australian Capital Territory、ACT)の北部にあり、シドニーから約300km南西、メルボルンから約650km北東に位置するオーストラリア連邦の首都である。

キャンベラは、各々が強力な自治権を有する6州と2特別地域で構成されるオーストラリア連邦を統括する国家行政の中心地である。

キャンベラの人口は381,488人(2013年)で、オーストラリア第8位の都市であり、オーストラリア大陸の内陸部都市としては最大である。

首都名の「キャンベラ」は、地元のオーストラリア先住民のアボリジニ語に由来し、「Meeting Place、出会いの場」を意味する。

1911年に首都の設計・建築が国際公募され、1912年に最終3候補者の中から米国シカゴの建築家ウォルター・バーリー・グリフィン(Walter Burley Griffin)の設計が採択された。

サークルを中心に同心円状道路と放射状道路によって街が設計されたキャンベラの建設は、1913年に開始され、1960年に概ねその人工・設計都市を完成した。

キャンベラの街は、建築家ウォルター・バーリー・グリフィンの名をつけた人工湖のバーリー・グリフィン湖を中心に建築され、国会議事堂を頂点とした三角形の内側に形成されていて、北の「シティ・ヒル(City Hill)」、南の「キャピタル・ヒル(City Hill)」に分かれる。

シティ・ヒルは、商店・住宅・スポーツなどがある市民生活の場であり、キャピタル・ヒルは、国会議事堂を中心に各国の大使館等公共施設がある行政地域である。

バーリー・グリフィン湖の湖畔の近くに国会議事堂、国立図書館、最高裁判所、国立図書館、最高裁判所、国立美術館、そして壮大なオーストラリア戦争記念館など、オーストラリアでも最も重要な建築物が数多く立ち並んでいる。

これらの公共施設と宇宙衛星追跡基地、天体観測所、自然保護区などがキャンベラの名所である。オーストラリア戦争記念館では、第1、第2次世界大戦に関する展示物が多くあり、日本との関わり合いを学べる。

また、オーストラリア戦争記念館の裏にあるマウントエインズリーからはキャンベラ市内を一望する事ができる。” (出典:http://www.australia.arakawanet.com、抜粋及びデータ更新)

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オーストラリアの首都は?と問われて、「シドニー」と回答してしまう方は少なからずいらっしゃるのでは・・ と推測しますが(苦笑)

首都が決定に至る経緯は・・

” (1901年の) オーストラリア連邦の成立とともに首都を設置することになり、候補地の中でシドニーとメルボルンが首都争いで激しく対立したため、その打開案としてメルボルンとシドニーとの間に直線を引いたほぼ中間地点の土地を1908年に首都と決定した。

この土地は、1913年にキャンベラと命名された。1927年に臨時首都のメルボルンからキャンベラに遷都され、1929年に初めて国会が開かれ、キャンベラは名実共にオーストラリア連邦の首都になった。” (「出典」同じ)

と、説明されてみれば「なるほど」といった経緯で(笑)中間との説明ですが、実際は車でシドニーへ3時間ほど、メルボルンへは倍程度の所要時間を要するとの話しを聞きました。

知名度的にシドニーを始めとする主要都市に及ばないものの、オーストラリアを極めていく上では避けて通れぬ地域となりますね。私個人では2度往訪しましたが、景観に建造物に観光としても楽しめる要素を内包していると思います。

 


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