高城剛さんに学ぶ、世界を楽しむために必要だと思われる場所と楽しみ方:『青本』読了

高城剛さんの『青本』を読了。

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出版は電子書籍のみ。

高城剛さん発行のメールマガジン『高城未来研究所フューチャーリポート』の読者からの質問に答える『白本』『黒本』のシリーズもので、

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『青本』(電子書籍のみ)は、旅にフォーカスした内容。

高城剛さんの表現を拝借すると・・

” 読者とのQAコーナーを再編集した「世界を楽しむために必要だと思われる場所と楽しみ方」の集大成です。”(No.83/数値は電子書籍のページ数、以下同様)

高城スタイルの実証済み旅行ガイド

本書に、どのようなQAが掲載されているかというと・・

” 質問(読者):休日を利用してひとりで色々な場所に行くのが好きです。つい先日は鳥取砂丘に行ってきました。

日本国内で、男性ひとりで週末の休日を利用して行くのに良いオススメの場所などありましたら、是非教えてください。

回答(高城剛):お金で買える「フランスの包装紙」などとも揶揄される世界遺産ですが、日本の自然遺産は、素晴らしい場所が選ばれていると個人的に思います。

なかでも白神山地、知床、屋久島は、いつか行かれるべき場所だと思いますし、最近、パワースポットとしても有名な熊野古道は本当に素晴らしい場所だと思います。

もともとパワースポットとは「行く過程」も大事で、かつての江戸からのお伊勢参りは、その過程そのものが命がけの旅行だったはずです。

ですので、旅行先と同時に「行く過程」も考え楽しめると、旅の魅力は倍増すると思いますね。”(No.115、123)

と、このような感じで、世界をエリア別に【日本編】【アジア編】【アメリカ・カナダ・中南米編】【ヨーロッパ編】【オセアニア編】【アフリカ編】と分けて紹介されています。

更に【高城式旅行術について】なる章ではマイレージ、航空券に関する内容など、旅のスキルに関する事柄も紹介されています。

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閾値を超越した旅人に学ぶ「旅」の真髄

回答されているものは、メニューに応じて地方都市に所在するレストラン名にまで及んでおり、

それが世界全域に及んでいるのは驚嘆の他ないですが、(文字のみで)写真の挿入はなく、読んでいて面白いというよりは、

頭の中が旅モードになっていたり、旅に出たいけれども「どこに行こうかな?」と、行き先探しの際などアクション間近の時期が効果的と思います。

なお、旅の目的地探しに関して、高城剛さんの助言があり・・

” 行き先を考える前に、自分が何をしたいのか、自己としっかり対話することが大切だと思います。

まず、情報を入れずに「今、自分が何をしたいのか」を考えるのです。そしてその後に、情報を入れながら、自分の目的と旅先を照らし合わせるのです。

情報ではなく、自分の心のなかから湧き上がった旅先に出向くことほど、素晴らしいことはありませんよ。”(No.1279、1287)

と、世界あらゆる場所を旅された経験を通じてのご経験、考えも盛り込まれていて、それらからヒントを得られることもあると思います。

本書は、常人を遥かに凌駕した伝説の域に達したか或いはそこに迫っている達人に学ぶ、旅の招待状ですねー。

 


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