臼井由妃さんが説く、近未来を変えるひと工夫のススメ:『できる人はなぜ、本屋さんで待ち合わせするのか?』読了

かつて『マネーの虎』にご出演されていて、その後、著述家としてベストセラーを含む多数の著書を出版されている

臼井由妃さんの『できる人はなぜ、本屋さんで待ち合わせをするのか?』を読了。

今週参加した(本書の)刊行記念イベント 👇

<< 2019年4月17日投稿:画像は記事にリンク >> 臼井由妃さんと西浦孝次さんが語った、大きな違いを生み出すちょっとした心がけ:『できる人はなぜ、本屋さんで待ち合わせをするのか?』刊行記念 トークライブ&サイン会 参加記

の対象書籍として入手していたもの。

ひと工夫が導く大いなる違い

同イベントで臼井由妃さんからお話しあった通り、

” ひと工夫ができれば、知らず知らずのうちに、好感を持たれ、チャンスも得られ、周囲の協力が集まるようになり、人脈が広がり、お客さまや上司の信頼を獲得して仕事の成功に結びつくのです。”(p12)

と「ひと工夫」の重要性について説かれた本で、「ひと工夫」とは臼井由妃さんがご自身のビジネス経験を通じて

” ひとつは、「目のつけどころ」をちょっとだけひねることこそが、最強のビジネス戦略だと気づいたこと。”(p23)

具体例を挙げると、タイトルに掲げられた本屋で待ち合わせすることの効用について

” あなたは、取引先や知人、恋人との待ち合わせをどんな場所でしていますか?

・・中略・・ 私の正解は「本屋さん」です。 ・・中略・・

・相手が遅れても、本を読んでいればいいので、待つのが苦にならない

・自分が遅れてしまう場合も、相手に退屈な思いをさせないですむ

・屋内であり空調もあるので、快適に待てる

・待っている間に、いろいろな本を読みながら、情報収集ができる

・本をきっかけに、相手との会話もスムーズに始められる “(p004)

と本の最初「プロローグ」で説明されており、全37篇に及んでちょっとしたひと工夫について、

さまざまな切り口で紹介、ときに臼井由妃さんのご経験(事例)を用いて論じられています。

このような本の著者の場合、一般と乖離していて再現が難しいケースも少なくないですが、

臼井由妃さんご自身、

” 私は33歳にしてはじめて、正社員になりました。それもいきなり「経営者」!短大卒業後、就職した会社を吃音が原因で研修期間中に辞めてから、アルバイトに就いては「使えない」と首を切られ続けること13年、アルバイトですら、3か月と続いたことがありませんでした。”(p023)

というハンデを克服されてのキャリアで、この一文からも特別な人たち向けの内容でないことは実感できるものと思います。

視座を得るヒント

タイトルから通常、私が手を伸ばさないタイプの著書でしたが、今回、『マネーの虎』&イベントがトリガーとなり、

日常で人と違った視点を持つこと(/持ち方)、習慣を持つことの気づき、示唆を得られ、

今回は通読でしたが、気の向いた時にぱらっぱらっと拾い読みする使い方も出来る(=使える)著書であるように思います。


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