センターバックとして(イギリスの)プレミアリーグ サウサンプトン(Southampton Football Club)及びサッカー日本代表で活躍されている
吉田 麻也 ハーパーコリンズ・ ジャパン 2018-06-01
吉田麻也選手の半生が綴られた『レジリエンスー負けない力』を読了。
先週末に参加したイベント↑対象書籍として入手していたもの。
イギリスの超大手と呼ばれる出版社から(出版)オファーが届いた際、逡巡している姿に編集者から
“「大丈夫、マヤには resilience があるから!」。
「 ri-zi-li-ens ・・・レジリエンス?」。一度聞いただけでは、スペルすら思い浮かばなかった。
日本語では「逆境力」「折れない心「復元力」「回復力」「耐久力」など、いろんな訳が当てはまる言葉らしい。僕的な解釈は「負けない力」。”(p7)
とタイトルに込められた思いの下、
吉田麻也選手がプロのアスリート=サッカー選手となり、海外に渡っての挑戦のこれまでの日々が記されています。
12歳の覚悟、そして海外で感じた異次元
12歳で長崎の親元を離れ、選抜された名古屋グランパスのジュニアユースに飛び込む際、
続きを読む 吉田麻也選手の日本代表、プレミアリーグ入りを実現させた「負けない力」:『レジリエンス ー 負けない力』読了 →
書店でタイトルに惹かれ、立ち読みした感じも「面白そうだなぁ」と、
手に取った山納洋さんの『地域プロデュースはじめの一歩』を読了。
1,000回以上のイベント開催から導き出された原理
著者の山納洋さんについて承知しておらず、他の出版等について調べてみたところ
「カフェ」に関するもの(未読)などあって、経営コンサルタント的な職業に従事されているかと思いきや、
” 僕は大阪ガスという会社の社員です。”(p1)
と、何と!会社員の方が・・
続きを読む 山納洋さんが、イベント開催、場づくりをしたい人たちに伝授する小さなアクションの起こし方:『地域プロデュース、はじめの一歩』読了 →
野村監督こと、野村克也さんの新著『野村克也からの手紙 野球と人生がわかる二十一通』を読了。
野村 克也 ベースボール・マガジン社 2018-06-19
先日開催された「サイン本お渡し会」で入手していたもの。
リーダーへ 助言の手紙
挑戦者へ 激励の手紙
個性派へ 忠告の手紙
恩師、友へ 学んだことへのお礼の手紙
家族へ 愛の手紙
遺言
と章立てされ、
教え子といえる宮本慎也 東京ヤクルトスワローズヘッドコーチ、古田敦也さん、田中将大選手(ニューヨーク・ヤンキーズ)、リーグは違えどライバルとしてしのぎを削った長嶋茂雄さん、王貞治さんへの思いが手紙という形でしたためられています。
手紙に載せられた思い
読み物として面白かったのは「個性派へ」で
続きを読む 野村監督こと野村克也さんが、本当は書きたくなかったけれど伝えたかった二十一の思い:『野村克也からの手紙 野球と人生がわかる二十一通』読了 →
先週、中間記↓アップロードした
白井聡さんの『増補 「戦後の墓銘碑」』を読了.-
『国体論 菊と星条旗』刊行記念のトークイベントで
(白井聡さんの)大学の先輩との國分功一郎さんが、「烈しさ」というキーワードを抜き出されていましたが、
続きを読む 白井聡さんがエグる「永続敗戦レジーム」の爪痕:『増補「戦後」の墓碑銘』読了 →
政治学者 白井聡さんの『増補 「戦後」の墓碑銘』を読み始めてから
全部で第5章まであるうちの第1章とちょっと(〜p149)を読み終えたので、そこまでのおさらい。
” 本書は。『週間金曜日』に連載された『「戦後」の墓碑銘』と題するコラムの原稿、ならびに、筆者が折に触れてさまざまな媒体に書いた時事論的論考、
そして「戦後」というテーマに関連する解説論文等をまとめたものである。若干の書き下ろしも含まれている。”(p18)
というバックボーンから
第1章 「戦後」の墓碑銘
第2章 「永続敗戦レジーム」のなかの安倍政権
第3章 「戦後」に挑んだ者たち
第4章 生存の倫理としての抵抗
第5章 平成政治の転換点
と章立てされた下、
続きを読む 白井聡さんがエグる「永続敗戦レジーム」の爪痕:『増補「戦後」の墓碑銘』読み始め →
前々回、中間記をアップロードした
横浜DeNAベイスターズ 池田純前球団社長の『空気のつくり方』を読了。
(中間記後)読み進めたのは、
第5章 コミュニケーションのつくり方
第6章 センスの磨き方
の2章。
マーケティングを支えるコミュニケーション
コミュニケーションに関しては、
続きを読む 横浜DeNAベイスターズ 池田純前球団社長が、主催ゲームをプラチナムチケット化させたまでの思いと実行されたアクション:『空気のつくり方』読了 →
横浜DeNAベイスターズ池田純前球団社長の『空気のつくり方』を読み始めて
第1章 最下位なのに満員なのはなぜ?
第2章 顧客の空気を知る
第3章 世の中の空気を知る
第4章 組織の中に戦う空気をつくる
第5章 コミュニケーションのつくり方
第6章 センスの磨き方
と章立てされているうち、第4章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
「空気」の正体
まず、最初の「はじめに」で、
” 空気のつくり方 ー。
それは、企業を、商品を、自身の成し遂げた仕事を、世の中に「成功」と認識してもらうための秘訣です。”(p3)
と前置きがあり、池田純さんが、横浜DeNAベイスターズ球団社長に就任されてから
連日、本拠地横浜スタジアムでは閑古鳥(=空席が目立つ状態)が鳴き、球団経営も赤字体質が常態化する中、
観客動員は・・
続きを読む 横浜DeNAベイスターズ 池田純前球団社長が、主催ゲームをプラチナムチケット化させたまでの思いと実行されたアクション:『空気のつくり方』中間記 →
筑波大学 進藤榮一教授と、
『永続敗戦論』↑などの著者として注目度を高めておられる白井聡さんの対談ほかを収録した
白井 聡,進藤 榮一 詩想社 2018-06-08
『「日米基軸」幻想 凋落する米国、追従する日本の未来』を読了。
パワーシフトが起きている最中
本書は、
続きを読む 進藤榮一教授と白井聡さんが警鐘を鳴らす、大逆転している世界の現実と日本外交:『「日米基軸」幻想 凋落する米国、追従する日本の未来』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる