公開から31年にして遂に!桑田佳祐監督作品『稲村ジェーン』を見た(鑑賞記)

先日、ふとした音楽談義から桑田佳祐監督作品『稲村ジェーン』の話題となり、

桑田佳祐 監督映画『稲村ジェーン』Blu-ray & DVD 2021.6.25リリース

「まだ見てないんですよね〜」と発したところ「持ってるから今度持ってきますよ」とレンタル頂き、週の締め括りに鑑賞。

長くその名は脳裏に刻まれしも・・

印象的なネーミングに、桑田佳祐さんが監督されたことで長く本作のことは頭に入っていましたが、

評判が芳しくなくそれっきりとなっていたところ・・公開から31年を経過してひょんなきっかけで訪れた機会。

80’sの名残に、印象に残るカット散見

稲村ヶ崎に久方ぶりに伝説の大波(=稲村ジェーン)が押し寄せた夏、

地元に住まう青年たち中心に、その前の稲村ジェーンを経験した世代との絡みも一部交えつつ、

桑田佳祐さんご自身ミュージシャンとしての演奏もあり、繰り広げられる120分。

ラストシーンから引っ張り出される余韻

いろいろと試みられたいことがあり、それが脚本の弱さのような感じに受け止められましたが、

最後、淡い青春の儚さといった余韻が残り、意図されたことも伝わってきたように。

エンディングに差し掛かり、最後に引っ張り出される感情は・・

広く映画好きに支持されるというよりは、サザンオールスターズや桑田佳祐さんのファンに判断される作品と思いますが、

自分の青春は海と密接ではないながら、この手の作品は海岸で過ごした時の思い出に、学生時代の頃の心情を引っ張り出されるような感覚になりました ^^


Comments

comments